Q7.口唇、口蓋裂があると、スポーツが不得意になるということはありませんか。 | |
A7. 口唇裂や口蓋裂の赤ちやんでは、手術までの間の体重増加が不良な場合があり、このようなとき、お父さん、お母さんは、この子はちゃんと体が大きく育ちますか?とか、ちゃんと歩行できますか?、将来、スポーツが不得意になることはありませんか?などと心配されます。一般に、口唇、口蓋裂があると、未手術の場含、哺乳量の不足などにより、一時的に体重が他の子供さん達に比べて少ないことがあります。しかし、たいていの場合、適切な哺乳指導を行うことと、手術によって披裂を閉鎖し吸綴力を増加させることにより、手術後の体重増加は順調になります。そして、ある時期 catch up growth(追いつき成長)をして他の子供達に追いついてしまいます。このころになると、かけっことか縄とびなども他の子供さんと同じようにできるようになります。ですから、口唇、口蓋裂があるからといって全身的に発育が悪いということはありません。 |