はじめに

 このサイトはみなさんに「口唇口蓋裂」と言う口の病気について理解して頂くことを目的に作られました。
 口唇、口蓋裂は「みつくち」、「兎唇」、などといわれ、わが国では古くから一般に知られた病気です。このように人々によく知られているのは、日本人では他の人種に比べ出現頻度が高く、百数十家族に一人の割合(出産500〜600に1人)でこの病気の患者さんがいるためだと考えられています。
 現在では、口唇、口蓋裂の治療は進歩して、適切な時期に正しい治療を受ければほとんど障害は残りません 。
 しかし、長期間(十五〜二十年)にわたり多くの専門家の治療を必要とするうえ、傷跡が多少残る場含もあり、患児や母親を取り巻く家族や学校の先生方、また、周囲の人々がこの病気について正しく理解し、みんなで治療に協力していただくことが不可欠です。
 内容は、主に皆さんからよく出る質問や医師、保護者などからもう少しこれを知って頂きたいと言う事柄、あるいは一般的に間違った知識として流布されていると思われることなどについて、Q&A形式でお答えしています。

 このサイトの内容は、「口唇口蓋裂の理解のために」(医歯薬出版株式会社)という本の一部を抜粋したものです。この本は、上記のQ&Aの他に、治療にあたっている医師からの詳しい説明、さらに学術的な最新の情報までを網羅し、かつ読みやすい本になっています。お読みになりたい方は近くの本屋さんでお求め頂くか、オンライン販売でも入手できます。

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リンク集(関連図書、学会、団体etc.)

口唇口蓋裂の理解のために
すこやかな成長を願って

愛知学院大学口唇口蓋裂センター

河合 幹 監修  夏目長門・鈴木俊夫 著
B6判・182頁 定価1,400円(税別)
ISBN4-263-40654-1

医歯薬出版株式会社 発行

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愛知学院大学附属病院口唇口蓋裂センター

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