文部科学省研究費補助金基盤研究B


1)システムの流れ

(1)口唇口蓋裂センター、口腔外科などにて臨床調査への参加登録と、産科の紹介 ・調査の説明
・同意書への署名
・問診による調査(家系調査も含む)
・図書「まだ見ぬわが子のために」、食生活等の記録用小冊子「食事メモ」の配布 ・産科の紹介

(2)産科における全身状態の各種検査
・各種検査
・貧血や高コレステロール値など、異常が見つかった場合は治療や指導
・受胎確認まで、3ヶ月に1回程度診察

(3)食事指導
・葉酸を含めたより良い食品の摂取を目標に、各種栄養素をバランス良く摂取する。
・食事記録(毎日の食事は、簡便にするため、料理や食品の量を数えてチェックする様式とし、10日に1度、詳しい摂取量を記す。)
・はじめは1ヶ月目、その後は原則的に3ヶ月毎に「食事メモ」を事務局へ提出
食生活改善のアドバイスを添えて返却(図2、3、4)
・ 参加者の希望によるサプリメントの服用指導
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図1 図2 図3

(4)妊娠の確認と、妊娠中の生活
・妊娠の確認
・定期検診
・食生活の記録(妊娠5ヶ月目くらいまで継続)

(5)妊娠経過、分娩経過、新生児に関する報告書の提出
・産科から口唇口蓋裂センター、口腔外科へ報告書を提出